伊東豊雄建築ミュージアム 3日から企画展示
【写真】大三島にふさわしい乗り物として開発された「モビリティ」
建築家の伊東豊雄さんが塾長を務める伊東建築塾などが進める「日本一美しい島・大三島をつくろうプロジェクト2016」の展示が3日、愛媛県今治市大三島町浦戸の伊東豊雄建築ミュージアムでスタートする。魅力ある島づくりへ多様な企画を提案、2日は関係者向けの内覧会があった。
伊東さんや塾生、神奈川大の曽我部昌史教授と吉岡寛之助教の共同研究室の活動などを展示。ガイドブック作製▽ワイン造り▽農業のあり方や課題に取り組む「やさいの学校」▽大山祇神社の参道沿いにある旧薬店の改修▽旧法務局跡に5月にオープンしたカフェ・交流施設「みんなの家」―などを紹介している。
自然に囲まれた大三島にふさわしい乗り物として、ヤマハ発動機が開発したコンセプトモデルも披露された。四輪(5人乗り)と三輪(1人乗り)の「モビリティ」で、四輪は「動く縁側」をイメージ。時速8キロほどでの走行を想定、リチウムバッテリーで環境にも優しい仕様となっている。